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【あなたとラブライブ!4】【ア10】新刊告知

どうも、SS担当タイヤキです。

来週行われます「あなたとラブライブ!4」に新刊持っていきます!
(何とか間に合いそうです←)
あと、スペースですが、「ア10」です!←言い忘れてた(汗)

今回も、こじょ氏に素敵な表紙を描いていただきました!
ドン!!!!!!
輝く明日へ1、2、Jump!
(↑クリックで拡大)

もう、素晴らしいの一言です。
さすがラブライバー!絵にかける想いが違います!!!

で、併せて小説のサンプルも載せます。
サンプルだとアレですが、実際は、にこまきがイチャイチャしてるだけの小説になります(汗

では、以下からご覧ください♪

P.S.
初のラブライブイベント……(ごくり
どうぞ、よろしくお願いします(汗
「輝く明日へ1、2、Jump!」

   ◆◇◆

 「ワン、ツー、スリー、フォー……」

 パン、パンと手を叩く乾いた音と海未の声が体育館に響きわたる。残りの八人は彼女の掛け声に合わせて、テンポ良くダンスを踊っている。

「にこ、少し遅れていますよ、穂乃果は先走りすぎです!」

「わ、分かってるわよ!」

「うん、分かった!」

 海未に指摘された、にこと穂乃果は、それぞれに口を開く。二人とも汗だくで、体を動かすたびに飛び散る汗は、スポットライトに照らされて、宝石のようにキラキラと輝いている。他の六人も皆同じように汗を流している。
 スクールアイドルユニットμ's。それが、彼女たち九人を表す言葉だ。
 今、彼女たちは明日の文化祭ライブに向けて、最終調整をしているところだ。
 ラブライブ本戦を控えた今、そちらに集中するべきだという意見もあったが、最後のアピールできる場所だと、リーダーである穂乃果と部長のにこは声を大にしてメンバーを説得したのだ。

「はい、十分休憩です。その後、もう一度全員で合わせましょう!」

 海未が声を張り上げると、メンバーは思い思いに休憩を取り始める。ある者はドリンクを手に、ある者は冷やしたタオルを頬に当てている。
 メンバー内で最も体力が無いにこは、その小さな背中を体育館の壁に預けてペタリと座り込んでいる。

「にこちゃん、大丈夫?」

 少し棘を含んだ声が、すぐ隣から聞こえ、にこは顔を上げる。そこには、声とは裏腹に心配そうな瞳を向けている赤毛の女の子が立っていた。

「このぐらい、全然平気よ!」

「ふ、ふん! そんな事言って、肩で息してるじゃない」

「だ……、大丈夫よ! あんたこそ大丈夫なの?」

「わ、私は別に、にこちゃんと違って体力あるし……」

「そっかぁ~、にこの事を~心配するふりしてぇ~、真姫ちゃんはぁ~、自分が体力あるのを自慢したかったってことぉ~?」

「なっ! どうしてそうなるわけ? イミワカンナイ!!」

 売り言葉に買い言葉。にこがわざとらしく猫なで声で真姫を煽ると、真姫はカッとなって、声を張り上げる。

「わ、私は、にこちゃんが久しぶりにセンターだから、その……、ちょっと心配になっただけで……………………」

 だからつい本心が漏れたのだろう、途中で自分がとんでもなく恥ずかしいことを口走っていることに気づいて、真姫は顔を真っ赤に染めると、「にこちゃんのバカ!」と言ってそっぽを向いてしまった。

 ────────なんだこの可愛い生き物は!

 真姫の仕草に、にこは脳裏に浮かんだ言葉を、思わず叫びそうになった。
 だが、μ‘sの皆が居る場で迂闊なことは言えないと、ぐっと堪える。
 この様に、時々見せる彼女の可愛らしさは、とてつもない破壊力を持っていて、にこが思わず叫びそうになった事は、一度や二度ではない。そんな事を思いつつ、にこはそっぽを向く彼女を眺めながら、ペットボトルに口をつける。

「ん?」

 ふと、見られているような視線に気づいて、にこは周りを見渡す。すると、あからさまに顔を背けるメンバー達。場に変な空気が流れている。
 なんだ? とにこが首を傾げていると、「そろそろ休憩終わりです!」といつも通りのしっかりした口調の海未の声が聞こえくる。その声をきっかけに、周りに流れていた妙な空気は霧散する。にこは頬をパンパンと軽く叩くと、頭を練習へと切り替えた────。

 ────にこちゃん!

 それは、突然に訪れた出来事。ドサッという何かが床に落ちる音と真姫の声だけが広い体育館にこだまする。にこはステージを照らすスポットライトを、焦点の定まらない瞳で眺めている。

 ────セカイが廻っている。

「にこちゃん! ……にこちゃん!!」

 真姫がこちらへ走り寄ってくる、悲痛な表情を携えて。他のメンバーも真姫の後から、同じようにこちらに向かって走ってきているようだ。

 ────ワタシは、今、ドコに居るの?

 にこは朦朧とする意識の中、スポットライトを眺めている。耳の奥から、お客さんの歓声が聞こえてきた。
 多くのお客さんが、ピンク色のサイリウムを手にしていて、それを曲のリズムに合わせて振っている。ステージ上から見えるその光景は、まるで夜空の星の瞬きに似ていて、とても綺麗だ。

 ────ワタシは、今、大歓声の中にいる。

 キラキラと輝くサイリウム、大勢の観客の声援、少し背の伸びた自分の姿。
 にこは揺れる意識の中で、スポットライトに照らされた自分の姿を見ている。それは、きっと将来の自分の姿。
 その姿は、テレビ越しに見ていた憧れのアイドル達と同じようにキラキラと輝きを振り撒いていて、強く描いている自分の夢の形が、そこにはあった。

「────にこちゃん!」

 遠くから自分の名を呼ぶ声がする。その独特なハスキーボイスは、とても耳に馴染んで、どこか安心する。
 にこは体を抱えられた事に気づき、スポットライトから視線を外すと、すぐ傍に真姫の顔があった。そして、ぐるりと取り囲むように残りのメンバーの心配そうな顔がある。
 にこは何か言おうと口を開いたが、彼女の意識はそこで途絶えてしまった────。



(サンプルはここまで)
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テーマ : ラブライブ!
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

タイヤキ

Author:タイヤキ
サークル「前に詰めて下さい」のページです。
『魔法少女リリカルなのは』と『プリキュア』ネタが多いです。

【メンバ―】
タイヤキ:SS担当
こじょ :表紙・挿絵担当
てんぷら:ドット絵、その他

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