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【新刊告知】リリカルマジカルSP【スペース:の13】

どうも、SS担当タイヤキです。

今週末に迫りましたリリマジSPの新刊情報です!
今回もコピー本です←(ばらしていくスタイル

今回は、少しスタイルを変えて、一つのストーリーを書くのではなく、
いくつかの話を集める形にしてみました。
また、Vividがアニメ化されたこともあり、ヴィヴィオを中心に色々と書いています!(一部違いますが)
その中から3つほど、サンプルを用意してみましたので、ご興味ある方は是非!(土下座

では以下からどうぞ
----------------------------------------------------
【NEVER GIVE UP! サンプル版】
 
--目次--
 
 1.親バカ日記~なのフェイ六課卒業前~
 
 2.フェイト、奮闘す~なのフェイVivid編~
 
 3.True impression~スバティア六課解散直後~
 
 4.いつも、二人~スバティアVivid編~
 
 5.NEVER GIVE UP!~ヴィヴィアイVivid編~
 
 
----------------------------------------------------
【親バカ日記~なのフェイ六課卒業前~】
 
     ◇◆◇
 
 JS事件が解決して数ヶ月。
 
 機動六課のメンバーはあれから、特にこれといった大きな事件もなく、極々平凡な日々を送っていた。それは高町家も同様で、家ではいつもヴィヴィオの笑い声が響き渡っていた。
 
「ヴィヴィオ、それなぁに?」
 
 フェイトは一生懸命にお絵かきをしているヴィヴィオに訊ねる。大きな画用紙一杯に赤、青、黄色と様々な色が所狭しとはしゃいでいるように見える。
 
「これは~、ヘイトママ!」
 
「そっか~、私かぁ~、ありがとうね、ヴィヴィオ」
 
 そう言って、ヴィヴィオの頭を撫でると、返ってくるのは満面の笑顔。その笑顔につられて、フェイトの頬はだらしなく緩む。ヴィヴィオが自慢気に掲げてくる絵を良く見ると、なるほど確かに黄色い箇所は自分の長い髪に見える。さらに良く観察すると、自分以外も描かれているようだった。
 
「じゃあ、こっちはなのはで……こっちはヴィヴィオ?」
 
 そう訊ねると、「うん!」と元気いっぱいな声が返ってきた。フェイトは眩しそうに目を細めると、彼女の頬を優しく撫で続けた。
 
  ~業務報告 フェイト・T・H~
  昨日十七時、貴重な情報を入手。ヴィヴィオはお絵かきが上手なことが判明。
  詳細は添付資料を参照いただきたいが、よく人物の特徴を捉えている。
  一番左の人物は私、フェイト・テスタロッサである。
  目元の辺りなど瓜二つと言っても過言ではない。
  これは、将来芸術家の道を歩む可能性がある彼女に対して、
  事前に何らかの対応を検討する必要があると思われる。
                           以上、報告終わり
 
     ◇
 
 ピロンという通知音に気づいてモニターに目を向けると、フェイトからメールが届いていた。タイトルには「業務報告」とあり、こんな時期にどうしたのか、とはやては一抹の不安を覚えてメールを開く。
 
 
 
----------------------------------------------------
【True impression~スバティア六課解散直後~】
 
     ◇◆◇
 
 スバルと初めて出会ったのは訓練校生の頃。その後の386部隊も、機動六課への配属もずっと一緒だった。そして気づけば四年間もコンビを組んでいることになる。
 しかし、それもここまで。
 今、スバルは湾岸特別救助隊で困っている人達を助けようと、一直線に駆け抜けている。一方の私、ティアナ・ランスターは機動六課で上司だったフェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官の補佐官になっていた。スバルとは別々の就職先になってしまったけれど、兄と同じ執務官を目指す自分にとって、これ以上ない異動先だと今でも思っている。
 だから、スバルと会えなくて寂しいなんて、思ってなんか……。
 
     ◇
 
「ね、ティアナ♪ この後夕食一緒にどうかな?」

 上司であるフェイトの誘いに、ティアナは「はい」と元気に答えた。フェイトはその返事を聞いて、安堵したように微笑むと、じゃあ十八時にロビーに集合ね、と言ってその場から立ち去る。ティアナは珍しいこともあるな、と上司であるフェイトの背中をぼんやりと眺めていた。

 作成中の報告書を書き終え時計を見ると、ちょうど約束の時刻の十分前だった。ティアナは一つ大きく伸びをしてから立ち上がると、背筋をピンと伸ばして歩きだす。歩く度に揺れる長い髪は、ツインテールではない。新しい職場への配属に、心機一転と髪型をロングに変えた。その理由は二つ。いつまでもツインテールでは子供っぽいと思ったのと、願掛けのため。願掛けの内容は乙女の秘密だ。
 ロビーへ着くと、時間前だというのに上司のフェイトとティアナと同じ執務官補佐のシャーリーがすでに待っていた。ティアナは慌てて駆け寄る。
 
「すみません、お待たせしました」
 
「全然待ってないよ、さ、行こ♪」
 
 ティアナが謝ると、フェイトはひらひらと軽く手を振って、笑顔のままクルリと回って外へと歩きだす。ティアナよりも長い金糸の髪をなびかせながら歩く姿は、理想の大人像そのものだった。
 二人に案内されたお店は、オシャレなフレンチ風のレストラン……ではなく、ごくごくありふれた大衆居酒屋だった。
 
「お二人とも、こういう店に行かれるんですね……少し意外でした」
 
「うん、こういう所の方が、意外と話しやすいからね」
 
 そう言うフェイトの言葉はどこか弾んでいて、傍からでも上機嫌なことが覗える。

「こほん……では、不肖この私、シャーリーが乾杯の音頭を取らせていただきます」

 シャーリーは注文した飲み物を手に取ると、

「では、ティアナが我がチームへ配属されたことを祝して、かんぱ~い!」

 と音頭をとる。その言葉に合わせるように、皆グラスを掲げて重ね合わせて、チンと音を鳴らした。ティアナとシャーリーは未成年の為、手にしているのはもちろんソフトドリンクだ。 そのため、先日二十歳になったばかりのフェイトもソフトドリンクを頼んでいた。

「ティアナはうちに来て一ヶ月が過ぎたけど、どう?」

「どう……と言われましても……」

「ああ、そっか……えっと、ウチに来てしばらく経つけど、仕事には慣れたかなって?」

「ん~……そうですね、まだ報告書の作成とか、事務的な業務が多いので、何とも言えませんが……」

「あ、そっか……そうだよね」

「……ですが、ずっと想像してたイメージと違って、執務官って結構地味な仕事が多いんです
 ね。私、いくつか報告書を見させていただいて、初めて知りました」

「お! さすがティアナだね、そこに目をつけるとは」

 ティアナの感想に、真っ先に反応したのはシャーリーだった。

「そうなんだよね、執務官って華やかなイメージがあるけど、やってる仕事は捜査がメインだから、結構地味なんだよね~」

 と少し苦笑い気味のシャーリー。

「まぁ、そうかもね……けど、人の命が掛かってる大事な仕事だと、私は思ってる」

「……はい、私もそう思います」

 ティアナは優しく諭すフェイトの言葉に大きく頷く。そして、改めて執務官だった兄を改めて誇りに思った。

「で、ティアナ?」

「はい?」

「……そんな地味な仕事だけど、これからも頑張れそう?」

「はい! もちろんです! 私、もっともっとこの仕事の事知りたいです!」

 ティアナの返事に、フェイトとシャーリーは目を細めて微笑む。彼女達の笑顔は、居酒屋という場所であることを忘れてしまいそうな程、周囲を温かい雰囲気に変えた。

「良かった……」

「え?」

 ぽつり、とフェイトから洩れた言葉の意味が分からず、ティアナは首を傾げる。

「ティアナってこっちに来てからずっと、元気が無かったっていうか……何となく表情が暗かったから、私もフェイトさんも心配してたんだよね~……もしかしたら、仕事の内容とか、私達とか? イメージと違ったから、ガッカリしたんじゃないかって……」

「そんな!」

「うん、今日それはないって分かって、ちょっと安心」

 シャーリーがウインクをする隣で、フェイトはぐったりとした様子で安堵のため息をつく。元々過保護で心配性なフェイトの事なので、ティアナが想像している以上に気を揉んだに違いない。

「……で?」
 
「へ?」
 
「仕事の事じゃないとしたら、ティアナが少し暗い原因は何かな~? お姉さんに話してごらん~?」
 
「へっ? いやいや、別に、私暗いとかないですから!」
 
「ぷくく、ティアナって本当に嘘付くの下手だよね~……お姉さんにはまるっとお見通しだよ~~~~? なになに? コイバナかぁ~?」
 
 そう訊ねながら向けられたシャーリーの意地悪な笑顔は、執拗なまでにティアナの心をかき乱した。
 
 
----------------------------------------------------
【NEVER GIVE UP!】
 
     ◇◆◇
 
「…………納得できない」

 登校時、中等部の建屋へ向かうアインハルトの背中を見つめながら、ヴィヴィオは仏頂面で呻き始めた。爽やかな朝に似合わないヴィヴィオの声色に、隣にいたリオとコロナは驚く。
 
「どしたの、ヴィヴィオ?」
 そんなヴィヴィオの変化にリオとコロナは不思議そうに小首を傾げた。
 
「さっき、アインハルトさん全然こっち見てくれなかった……」
 
「え?」
 
 突拍子もないヴィヴィオの不満に、リオもコロナも驚きを隠せず、思わず口をポカンと開ける。そうだったのだろうか、そんな疑問が二人の顔に出ていた。
 
「だって、だって~、ずーっとリオとコロナばっかり見てて、私が話かけても目も合わせてくれなかったんだよ?」
 
 アインハルトとの練習試合から数週間が過ぎ、すっかり日常生活に戻ったヴィヴィオ達。一つ変わったのは、今までずっとリオとコロナと三人だったストライクアーツの仲間が四人に増えた事。その人物こそ、ヴィヴィオ達の学校の先輩でもあるアインハルトだった。
 アインハルトが仲間に加わってからは、四人で行動することが増えた。つい先程も四人で一緒に登校してきたところだった。
 
「うーん……気のせいじゃないかな?」
 
「ううん、そんなこと無い! 二人ともズルい!!」
 
 コロナの控えめなフォローは、しかしヴィヴィオの嫉妬にまみれたコメントで台無しにされた。そんなヴィヴィオに二人は苦笑いを浮かべる。
 
「私の方が、アインハルトさんと話してる回数だって多いはずなのにぃ~!」
 
「そーだね、昨日の朝もちゃっかりアインハルトさんと一緒に、中等部の教室に入ろうとしてたもんね~?」
 
「うっ、……リオ見てたの?」
 
 ヴィヴィオは思わず笑顔が凍りつく。
 
「やっぱりワザだったんだ。すっ呆けたフリして教室入ろうとしてたの!」
 
「……そ、そんなわけないじゃん、あれはうっかりだから!」
 
 そう言って、ヴィヴィオは両手をブンブンと大袈裟に左右に振る。
 実は昨日の朝、珍しくアインハルトと二人きりで登校してきたヴィヴィオは、話に夢中になるあまり、中等部の校舎に入りかけて、シスターに注意されたのだった。……というのが表向きで、実際は、注意される可能性も見越して、話に夢中になったフリをして、アインハルトの教室に入ろうとした。
 
「え~、ホントかなぁ~。その反応は嘘っぽいんだけどなぁ~」
 
「わ、ワザとじゃないもん……」
 
 ヴィヴィオはヤマシイ気持ちを誤魔化すように、頬を膨らませて顔を背ける。
 
「そ、そうだよね、ヴィヴィオそんな子じゃないもんね」
 
 
「…………ちょっと狙ってました、ごめんなさい」
 
「えええええ!」

 コロナのフォローは先程からずっと空転しっぱなしだった。ヴィヴィオの発言に思わず声を荒げてしまう。そんなコロナとヴィヴィオを見て、リオはお腹を抱えて笑っていた。
 
「……やっぱり、ワザとなんだ!」
 
 苦しそうな呼吸を整えてから、リオが確信を持って言うと、ヴィヴィオは、
 
「ええ、ええ、そうですよ~! ワザとですよ~!」
 
 と開き直って、事実を認める。
 ヴィヴィオはここ最近、隙あらばアインハルトの側に居るように努めていた。母親であるなのはにアインハルトの事を相談した際に、「日々の積み重ねが大事」だと、アドバイスを受けたのだ。そうやって自分もフェイトを落としたのだと、いつもの笑顔でそう言われると、もの凄い説得力があった。その時、なぜかもう一人の母親であるフェイトは不愉快そうに頬を膨らませていて、その事が少しだけ気になった。
 
「私はアインハルトさんに近づきたくて、こんなにも努力してるのに……どうしてなのかなぁ……」
 
 しかし、現実はそう甘くなかったようだ。ヴィヴィオはがっくりと肩を落として呟く。そんな様子にリオとコロナも悲しげな瞳をヴィヴィオに向けた。
 
 
 
 
(サンプルはここまで)
 
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テーマ : 魔法少女リリカルなのは
ジャンル : アニメ・コミック

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プロフィール

タイヤキ

Author:タイヤキ
サークル「前に詰めて下さい」のページです。
『魔法少女リリカルなのは』と『プリキュア』ネタが多いです。

【メンバ―】
タイヤキ:SS担当
こじょ :表紙・挿絵担当
てんぷら:ドット絵、その他

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