はじめてのホワイトデー side N
どうも、SS担当のタイヤキです。
スマイルプリキュアのタペストリーが再販されましたね!
ハッピーのタペストリーを予約していて、すでに自宅に届いたのですが
思っていた以上にでかいですねwww
でも可愛い!!
それにもうすぐ劇場版なのは2ndのBDが発売ですね!
あの感動が自宅で楽しめるので、非常に楽しみです!
1stの時もそうでしたが、劇場版はドラマCDの内容もふんだんに取り入れられているので
テレビ版とはまた違った楽しみがあっていいですね♪
発売記念というわけではありませんが、なのフェSSを投下します。
先日書いたホワイトデーネタの、なのは視点Verになります。
以下からどうぞ(※百合注意)
スマイルプリキュアのタペストリーが再販されましたね!
ハッピーのタペストリーを予約していて、すでに自宅に届いたのですが
思っていた以上にでかいですねwww
でも可愛い!!
それにもうすぐ劇場版なのは2ndのBDが発売ですね!
あの感動が自宅で楽しめるので、非常に楽しみです!
1stの時もそうでしたが、劇場版はドラマCDの内容もふんだんに取り入れられているので
テレビ版とはまた違った楽しみがあっていいですね♪
発売記念というわけではありませんが、なのフェSSを投下します。
先日書いたホワイトデーネタの、なのは視点Verになります。
以下からどうぞ(※百合注意)
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【はじめてのホワイトデー side N】
「ふぅ…。」
私は思わずため息をつく。
もうすっかり昼休みの楽しい気分はどこかへ行ってしまった。
それでも私は笑顔を崩さない…。
「もう!そんな悲しそうな顔すんじゃないわよ!」
振り向くと、そこには親友たちの姿。
「フェイトのアレは今に始まったことじゃないでしょ!全く、毎回毎回…。」
「にゃははは、そうなんだけど…。ゴメンね、心配かけて…。」
「なのはちゃん…。」
すずかちゃんは少し心配そうな顔をしているが、アリサちゃんは呆れた顔をしている。事あるごとに私がいつもこんな感じになってしまうので、呆れられても仕方ないのだが…。
視線を戻すと、そこには金髪の少女が慌ただしく動き回っている。
今日はホワイトデー。
バレンタインでクラスのみんなからチョコを貰ったフェイトちゃんは、そのお返しを一生懸命渡している。私やアリサちゃん、すずかちゃんの3人は昼休みにすでに貰っている。
(まだ、時間かかりそうだなぁ~。)
フェイトちゃんに沢山友達ができるのは嬉しいのだが、それと同時に独り占めできないことに対して思うところがあって、どうしても素直に喜べない。
そんな自分が嫌だから、何とか笑顔を取り繕おうとするが、それも親友に簡単に見抜かれてしまった。
「私たちは、これから習い事だから先に帰るわよ、じゃあね、なのは。」
「またね、なのはちゃん。」
「うん、また明日。」
しばらくすると二人とも習い事があるため、先に帰ってしまった。話し相手も居なくなった私は、ボーっと慌ただしく動き回る少女を眺めていた。
――ドキッ!
その少女と突然目が合い、瞬間私の胸が高鳴る。すると、その少女はとても嬉しそうな笑顔をこちらに向けてきた。
彼女の笑顔には不思議な力があって、いつも私の中のモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれる。
「なのは、ごめんね、待たせちゃって。アリサとすずかは?」
ようやくクラスの皆にお返しを配り終えたフェイトちゃんがこっちへ戻ってきた。あれだけの人数を相手にしたためか、その表情には達成感がある。
「ううん、全然平気だよ、フェイトちゃん。アリサちゃんとすずかちゃんは習い事があるからって先に帰っちゃった。」
「そっか…。」
「じゃあ私たちも帰ろっか、フェイトちゃん。」
「うん、そうだね!なのは。」
その帰り道、私はフェイトちゃんからサプライズプレゼントを貰った。まさかもう一つプレゼントを持っているとは予想してなかったので、私はびっくりして何度も確認してしまった。あまりの嬉しさに思わずフェイトちゃんに抱き着いてしまったが、フェイトちゃんはちょっと驚いただけで、私を受け入れてくれて、なんだかすごくドキドキしてしまった。その後2人で手を繋いで帰っている間もずっと胸の鼓動は収まらなかったが、その理由はわからないままだった。
(いつか、この気持ちが何なのか分かる日がくるのかなぁ…。)
私は、ぼんやりそんなことを思いながらフェイトちゃんと一緒に家に帰った。
(おわり)
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【はじめてのホワイトデー side N】
「ふぅ…。」
私は思わずため息をつく。
もうすっかり昼休みの楽しい気分はどこかへ行ってしまった。
それでも私は笑顔を崩さない…。
「もう!そんな悲しそうな顔すんじゃないわよ!」
振り向くと、そこには親友たちの姿。
「フェイトのアレは今に始まったことじゃないでしょ!全く、毎回毎回…。」
「にゃははは、そうなんだけど…。ゴメンね、心配かけて…。」
「なのはちゃん…。」
すずかちゃんは少し心配そうな顔をしているが、アリサちゃんは呆れた顔をしている。事あるごとに私がいつもこんな感じになってしまうので、呆れられても仕方ないのだが…。
視線を戻すと、そこには金髪の少女が慌ただしく動き回っている。
今日はホワイトデー。
バレンタインでクラスのみんなからチョコを貰ったフェイトちゃんは、そのお返しを一生懸命渡している。私やアリサちゃん、すずかちゃんの3人は昼休みにすでに貰っている。
(まだ、時間かかりそうだなぁ~。)
フェイトちゃんに沢山友達ができるのは嬉しいのだが、それと同時に独り占めできないことに対して思うところがあって、どうしても素直に喜べない。
そんな自分が嫌だから、何とか笑顔を取り繕おうとするが、それも親友に簡単に見抜かれてしまった。
「私たちは、これから習い事だから先に帰るわよ、じゃあね、なのは。」
「またね、なのはちゃん。」
「うん、また明日。」
しばらくすると二人とも習い事があるため、先に帰ってしまった。話し相手も居なくなった私は、ボーっと慌ただしく動き回る少女を眺めていた。
――ドキッ!
その少女と突然目が合い、瞬間私の胸が高鳴る。すると、その少女はとても嬉しそうな笑顔をこちらに向けてきた。
彼女の笑顔には不思議な力があって、いつも私の中のモヤモヤした気持ちを吹き飛ばしてくれる。
「なのは、ごめんね、待たせちゃって。アリサとすずかは?」
ようやくクラスの皆にお返しを配り終えたフェイトちゃんがこっちへ戻ってきた。あれだけの人数を相手にしたためか、その表情には達成感がある。
「ううん、全然平気だよ、フェイトちゃん。アリサちゃんとすずかちゃんは習い事があるからって先に帰っちゃった。」
「そっか…。」
「じゃあ私たちも帰ろっか、フェイトちゃん。」
「うん、そうだね!なのは。」
その帰り道、私はフェイトちゃんからサプライズプレゼントを貰った。まさかもう一つプレゼントを持っているとは予想してなかったので、私はびっくりして何度も確認してしまった。あまりの嬉しさに思わずフェイトちゃんに抱き着いてしまったが、フェイトちゃんはちょっと驚いただけで、私を受け入れてくれて、なんだかすごくドキドキしてしまった。その後2人で手を繋いで帰っている間もずっと胸の鼓動は収まらなかったが、その理由はわからないままだった。
(いつか、この気持ちが何なのか分かる日がくるのかなぁ…。)
私は、ぼんやりそんなことを思いながらフェイトちゃんと一緒に家に帰った。
(おわり)
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テーマ : 魔法少女リリカルなのは
ジャンル : アニメ・コミック