【レジーナの彼氏がマナって……マジ!?】
皆さま、ごきげんよう。SS担当タイヤキです。
ここ数日でμ's解散の話が色々な所に上がっていて、うちのメンバー達の心身が心配です(汗
あと、拡張子がvvvになった挙句暗号化までされてしまうという、トンデモウイルスが蔓延しているそうで、、、ちょっと恐いですね。
Flashの広告見るだけで影響があるとか……なので、今回このサイトは広告回避のために更新している節はあります。
さて、それはさておき個人的には「ゆるゆり」筆頭に、「ヴァルキリードライブマーメイド」やら「トランジットガールズ」やらと今季は百合?レズ?系の話がいっぱいあって、毎週ハスハスしてます\(^0^)/
今季はホント、何気にゆるゆりの百合描写がゆるくなくて、毎回鼻血が出そうです←
そんな中で、今回はちょっと懐かしいドキドキプリキュアから、マナレジをお届けします!!
ちょっと、レジーナ関連の同人誌が少ないとくろほり先生がご立腹なので、
じゃあ布教活動のためにも、レジーナ関連で何か書こう!となった次第です(笑
尚、今回は前回のレズマゲドンとは違い、かな~りソフトな百合ですよ!!(ココ大事
というわけで、以下からどうぞ(※百合注意)
ここ数日でμ's解散の話が色々な所に上がっていて、うちのメンバー達の心身が心配です(汗
あと、拡張子がvvvになった挙句暗号化までされてしまうという、トンデモウイルスが蔓延しているそうで、、、ちょっと恐いですね。
Flashの広告見るだけで影響があるとか……なので、今回このサイトは広告回避のために更新している節はあります。
さて、それはさておき個人的には「ゆるゆり」筆頭に、「ヴァルキリードライブマーメイド」やら「トランジットガールズ」やらと今季は百合?レズ?系の話がいっぱいあって、毎週ハスハスしてます\(^0^)/
今季はホント、何気にゆるゆりの百合描写がゆるくなくて、毎回鼻血が出そうです←
そんな中で、今回はちょっと懐かしいドキドキプリキュアから、マナレジをお届けします!!
ちょっと、レジーナ関連の同人誌が少ないとくろほり先生がご立腹なので、
じゃあ布教活動のためにも、レジーナ関連で何か書こう!となった次第です(笑
尚、今回は前回のレズマゲドンとは違い、かな~りソフトな百合ですよ!!(ココ大事
というわけで、以下からどうぞ(※百合注意)
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【レジーナの彼氏がマナって……マジ!?】
◇◆◇
「もうすぐクリスマスかぁ~……はぁ…………」
昼休み、隣の席で一緒にお弁当を食べている友人が突然ため息をつく。
「何よ、クリスマス嫌いなの?」
そんな友人の態度に、レジーナは眉を思いっきりしかめる。マナ達とクリスマスパーティを予定しているレジーナとしては、楽しみな気持ちを邪魔されたような気になった。
「……そ~じゃないけどさぁ~、今年も彼氏ナシかと思うとさぁ~」
「……カレシ?」
レジーナは聞き慣れない単語に首を傾げた。
中学校に通うようになって一年が経つが、まだまだこちらの世界について知らないことが多い。特に、一般的な女子中学生事情に疎いレジーナは時々友人の言っている事の意味が分からず、きょとんとすることが多々ある。それを知ってか、友人もレジーナが首を傾げる度に言葉の意味を説明してくれていた。
「彼氏っていうのは、優しくて、格好良くて、頼りになって、一緒に居るとドキドキするような、そんな存在なんだよ……まぁ、私いた事ないけど」
「ふぅん……」
レジーナは友人の説明を聞きながら、マナみたいな人の事か、と何となく理解する。
「レジーナは、彼氏いるの? ……っているわけないか」
「いるよ、カレシ」
平然とした表情で答えるレジーナに、友人は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔になる。
「だ、誰!? 私の知ってる人!?」
ガタンと椅子を蹴りだして、体を乗り出す友人に、レジーナは思わず仰け反る。それほど驚くことなのだろうか、とレジーナは友人の食いつき具合に少し引き気味だった。
しかし、このまますぐ教えるのも、面白みに欠けると考えたレジーナは、悪戯な笑顔を浮かべ、
「……ナイショ♪」
と、いかにも小悪魔なセリフで、友人の質問をはぐらかしたのだった。
◇
「マ~ナ~!」
放課後、生徒会室でマナの姿を見つけたレジーナは、名前を呼びながら彼女の元へと駆ける。向こうもレジーナの存在に気付いて嬉しそうに笑うから、レジーナの心は増々浮き立ってしまう。
レジーナはぽすんとマナの胸に飛び込むと、マナは優しく受け止めてくれた。代わりに、手に持っていた書類を手放したものだから、隣で六花が慌てて空中で受け止めていた。「ちょっと、マナ!?」という非難の声が隣から聞こえる。
一方のマナは、六花のお咎めなど気にする様子もなく、レジーナをぎゅっと抱きしめると、優しく「お疲れ様♪」と声をかけてくれた。
優しいマナの声がレジーナの耳朶を擽ると、胸の奥が暖かいモノで溢れそうになる。この気持ちは何なのかは分かっていないけれど、とても心地いいことだけは確かで、だからレジーナはマナの声が大好きだった。
ふと、レジーナが視線を隣に映すと、困ったように眉を八の字に曲げている六花と目が合った。青く透き通った瞳を見つめていると吸い込まれそうな気分になる。
「りっか~~♪」
レジーナは、その碧い瞳に吸い寄せられるように、難しい顔をしている六花に抱きつく。
「わあ!? ちょっ、レジーナ?」
レジーナに抱きつかれた六花は、慌てた様子で手に持っている書類を落とさないように頭の上に持ち上げる。口ではガミガミと煩い六花だが、いつも我が儘を受け入れてくれることをレジーナは知っていた。もちろん、調子に乗り過ぎて大目玉をくらう事も時々あるが、そうではない時の六花は優しい。
「もう、危ないじゃない」
と言いながらも、六花は持っていた書類をマナに渡して、空いた手でレジーナの頭を撫でる。
「えへへ~♪ 今日はワタシ頑張ったから、マナと六花に甘えないと!」
「なぁに、その理屈……」
レジーナの言葉に、一瞬目を丸くした六花は、ふっと柔らかく笑う。頭を撫でられているレジーナはまるで子猫のように気持ちよさそうに目を閉じる。
「あ! そうだ、マナ!」
しかし、次の瞬間には、六花から離れてマナに飛びついていた。気まぐれな所も本当に猫にそっくりだと、六花は突然行き場を失った手をブラブラさせながら思う。
「なぁに、レジーナ」
今度は、マナがレジーナの頭を撫で始める。レジーナが身を乗り出すようにマナに詰め寄ると、
「マナは私のカレシだよね?」
と、唐突に爆弾発言をしてきた。
これには、流石のマナも驚いて、
「ええええええ!!?」
と大声を張り上げると、レジーナの髪を撫でていた手を止めて、大きく体を反らして固まっている。目も口もこれでもかというほど開かれていて、マナの驚き具合が伝わってくる。
「……えっと、その……」
しどろもどろになりながら、マナは必死に何か言おうとしているが、言葉にならないようだ。ぎこちなく動く口とは裏腹に、彼女の目は上下左右へと頻繁に泳いでいた。
レジーナは、即答で「そうだよ」と言われることを期待していた。けれど、マナは顔を真っ赤に染めて、困ったような表情で、何も答えてくれなかった。その事実に、先程まで浮き上がっていたレジーナの心は冷たくなっていく。マナが口を開く度、期待する答えが返ってこないのではないかと、不安な気持ちが顔を覗かせて、耳を塞いでしまいたくなった。
「…………違うんだ」
マナが答える前に、レジーナはそう呟いていた。その声は、自分でも驚くほどの硬さを持っていて、ああ、私ショックなんだな、と沈みきった心でそんなことを考えていた。この後「ごめんね」なんて謝られてしまったら、きっとショックで泣いてしまう、そしてさらにマナを困らせるんだ。そう思うと、レジーナは怖くなって耳を塞ぐ代わりに、両目をギュッと強く閉じた。
「…………違わないよ、レジーナ」
「「え!?」」
マナの言葉に、レジーナは耳を疑う。六花も驚いたらしく、隣で同時に同じ言葉を口にしていた。マナの顔を窺うと、彼女はいつもの自信に満ちた笑顔に変わっていて、レジーナの心臓は大きく跳ねる。
「私は、レジーナの彼氏だよ!」
「ちょっと、マナ!?」
ドヤ顔で宣うマナに、六花は思わず声を荒げた。六花の表情には困惑の色が濃く出ていて、不安そうにマナを見つめていた。
一方のレジーナは、マナのドヤ顔にすっかり見惚れていた。先程までのやり取りから察するに、恐らくレジーナには分からない大きな問題があったに違いない、それでもそれを振り切って自信満々の表情を向けてくるマナが格好いいと思った。
「やっぱり、そうだよね~♪」
レジーナは期待する答えを得て、先程までの暗い顔とはうって変わって、すっかり上機嫌だ。満面の笑みを浮かべて、マナに抱きついていた腕の力をきゅっと少し強くする。
ちらりと六花の顔を覗くと、彼女は小さくため息をついて「仕方ないわね」という表情をしていた。きっと、この後何かしら六花に助けてもらわないといけないことがあるのだろう。困ったときはいつも助けてくれる六花に感謝しながら、レジーナは大好きなマナに存分に甘えるのだった。
(おわり)
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【レジーナの彼氏がマナって……マジ!?】
◇◆◇
「もうすぐクリスマスかぁ~……はぁ…………」
昼休み、隣の席で一緒にお弁当を食べている友人が突然ため息をつく。
「何よ、クリスマス嫌いなの?」
そんな友人の態度に、レジーナは眉を思いっきりしかめる。マナ達とクリスマスパーティを予定しているレジーナとしては、楽しみな気持ちを邪魔されたような気になった。
「……そ~じゃないけどさぁ~、今年も彼氏ナシかと思うとさぁ~」
「……カレシ?」
レジーナは聞き慣れない単語に首を傾げた。
中学校に通うようになって一年が経つが、まだまだこちらの世界について知らないことが多い。特に、一般的な女子中学生事情に疎いレジーナは時々友人の言っている事の意味が分からず、きょとんとすることが多々ある。それを知ってか、友人もレジーナが首を傾げる度に言葉の意味を説明してくれていた。
「彼氏っていうのは、優しくて、格好良くて、頼りになって、一緒に居るとドキドキするような、そんな存在なんだよ……まぁ、私いた事ないけど」
「ふぅん……」
レジーナは友人の説明を聞きながら、マナみたいな人の事か、と何となく理解する。
「レジーナは、彼氏いるの? ……っているわけないか」
「いるよ、カレシ」
平然とした表情で答えるレジーナに、友人は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔になる。
「だ、誰!? 私の知ってる人!?」
ガタンと椅子を蹴りだして、体を乗り出す友人に、レジーナは思わず仰け反る。それほど驚くことなのだろうか、とレジーナは友人の食いつき具合に少し引き気味だった。
しかし、このまますぐ教えるのも、面白みに欠けると考えたレジーナは、悪戯な笑顔を浮かべ、
「……ナイショ♪」
と、いかにも小悪魔なセリフで、友人の質問をはぐらかしたのだった。
◇
「マ~ナ~!」
放課後、生徒会室でマナの姿を見つけたレジーナは、名前を呼びながら彼女の元へと駆ける。向こうもレジーナの存在に気付いて嬉しそうに笑うから、レジーナの心は増々浮き立ってしまう。
レジーナはぽすんとマナの胸に飛び込むと、マナは優しく受け止めてくれた。代わりに、手に持っていた書類を手放したものだから、隣で六花が慌てて空中で受け止めていた。「ちょっと、マナ!?」という非難の声が隣から聞こえる。
一方のマナは、六花のお咎めなど気にする様子もなく、レジーナをぎゅっと抱きしめると、優しく「お疲れ様♪」と声をかけてくれた。
優しいマナの声がレジーナの耳朶を擽ると、胸の奥が暖かいモノで溢れそうになる。この気持ちは何なのかは分かっていないけれど、とても心地いいことだけは確かで、だからレジーナはマナの声が大好きだった。
ふと、レジーナが視線を隣に映すと、困ったように眉を八の字に曲げている六花と目が合った。青く透き通った瞳を見つめていると吸い込まれそうな気分になる。
「りっか~~♪」
レジーナは、その碧い瞳に吸い寄せられるように、難しい顔をしている六花に抱きつく。
「わあ!? ちょっ、レジーナ?」
レジーナに抱きつかれた六花は、慌てた様子で手に持っている書類を落とさないように頭の上に持ち上げる。口ではガミガミと煩い六花だが、いつも我が儘を受け入れてくれることをレジーナは知っていた。もちろん、調子に乗り過ぎて大目玉をくらう事も時々あるが、そうではない時の六花は優しい。
「もう、危ないじゃない」
と言いながらも、六花は持っていた書類をマナに渡して、空いた手でレジーナの頭を撫でる。
「えへへ~♪ 今日はワタシ頑張ったから、マナと六花に甘えないと!」
「なぁに、その理屈……」
レジーナの言葉に、一瞬目を丸くした六花は、ふっと柔らかく笑う。頭を撫でられているレジーナはまるで子猫のように気持ちよさそうに目を閉じる。
「あ! そうだ、マナ!」
しかし、次の瞬間には、六花から離れてマナに飛びついていた。気まぐれな所も本当に猫にそっくりだと、六花は突然行き場を失った手をブラブラさせながら思う。
「なぁに、レジーナ」
今度は、マナがレジーナの頭を撫で始める。レジーナが身を乗り出すようにマナに詰め寄ると、
「マナは私のカレシだよね?」
と、唐突に爆弾発言をしてきた。
これには、流石のマナも驚いて、
「ええええええ!!?」
と大声を張り上げると、レジーナの髪を撫でていた手を止めて、大きく体を反らして固まっている。目も口もこれでもかというほど開かれていて、マナの驚き具合が伝わってくる。
「……えっと、その……」
しどろもどろになりながら、マナは必死に何か言おうとしているが、言葉にならないようだ。ぎこちなく動く口とは裏腹に、彼女の目は上下左右へと頻繁に泳いでいた。
レジーナは、即答で「そうだよ」と言われることを期待していた。けれど、マナは顔を真っ赤に染めて、困ったような表情で、何も答えてくれなかった。その事実に、先程まで浮き上がっていたレジーナの心は冷たくなっていく。マナが口を開く度、期待する答えが返ってこないのではないかと、不安な気持ちが顔を覗かせて、耳を塞いでしまいたくなった。
「…………違うんだ」
マナが答える前に、レジーナはそう呟いていた。その声は、自分でも驚くほどの硬さを持っていて、ああ、私ショックなんだな、と沈みきった心でそんなことを考えていた。この後「ごめんね」なんて謝られてしまったら、きっとショックで泣いてしまう、そしてさらにマナを困らせるんだ。そう思うと、レジーナは怖くなって耳を塞ぐ代わりに、両目をギュッと強く閉じた。
「…………違わないよ、レジーナ」
「「え!?」」
マナの言葉に、レジーナは耳を疑う。六花も驚いたらしく、隣で同時に同じ言葉を口にしていた。マナの顔を窺うと、彼女はいつもの自信に満ちた笑顔に変わっていて、レジーナの心臓は大きく跳ねる。
「私は、レジーナの彼氏だよ!」
「ちょっと、マナ!?」
ドヤ顔で宣うマナに、六花は思わず声を荒げた。六花の表情には困惑の色が濃く出ていて、不安そうにマナを見つめていた。
一方のレジーナは、マナのドヤ顔にすっかり見惚れていた。先程までのやり取りから察するに、恐らくレジーナには分からない大きな問題があったに違いない、それでもそれを振り切って自信満々の表情を向けてくるマナが格好いいと思った。
「やっぱり、そうだよね~♪」
レジーナは期待する答えを得て、先程までの暗い顔とはうって変わって、すっかり上機嫌だ。満面の笑みを浮かべて、マナに抱きついていた腕の力をきゅっと少し強くする。
ちらりと六花の顔を覗くと、彼女は小さくため息をついて「仕方ないわね」という表情をしていた。きっと、この後何かしら六花に助けてもらわないといけないことがあるのだろう。困ったときはいつも助けてくれる六花に感謝しながら、レジーナは大好きなマナに存分に甘えるのだった。
(おわり)
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