FC2ブログ

【トマドイ】

どうも、SS担当タイヤキです。

昨日のドキプリで、ついにレジーナちゃんが大暴れしましたね!
おかげで、ウチの絵師様が大興奮でした!

個人的には、レジーナちゃんはマナと六花の子供ポジションとかにならないかなとか思ってます(笑)
だって小っちゃい子供にしか見えないんだもん、仕方ないじゃない(マミさん風)

そしてSSですが…、またやっちまいました。あかみゆ(スマプリ)です(笑)
しかも、前回の続き的なやつになってます(汗)

あと、今後Pixivとブログとで掲載内容を若干変えようかと考えてます。
せっかくブログの方へ来て頂いてPixivと同じでは申し訳ないというか…。
なので、ブログにはちょこっとおまけをつけるようにしようと思います!

では、以下からどうぞ(※百合注意)

----------------------------------------------------
【トマドイ】
 
 ――あかねちゃんとキスしちゃった!
 
「うー!! 明日から、どんな顔してあかねちゃんに会えばいいの?」
 
 みゆきは今日の帰り道のことを思い出して、また恥ずかしくなった。耳まで真っ赤になった顔を枕で隠して、バタバタとベッドの上で足を動かしている。
 
「みゆき、どうしたクル?」
 
「え!? な、なんでもないよ! キャンディ」
 
 キャンディが居たことをすっかり忘れていたみゆきは慌てて起き上がる。でも自分の顔が赤いままな事に気づいて、慌てて枕を掴んで顔を隠した。
 
(しまった~! キャンディ居たの忘れてたぁ~!!」
 
「本当クル? もしかしして、みゆき…」
 
 みゆきはビクッと肩を震わせる。もしかしてバレちゃった? でも、今日の帰りはキャンディは疲れてて、私のカバンで寝てたし… ととそんなことばかりが頭の中で渦巻く。
 
「…あかねと喧嘩でもしたクル?」
 
「………え?」
 
 みゆきは自分の考えていた事と全く異なる質問に一瞬思考が止まったが、今日のことを知らない様子のキャンディに、ほっと胸を撫で下ろした。
 
「喧嘩なんかしてないよ、…本当に何でもないから安心して、キャンディ」
 
 みゆきは心配そうな顔をしているキャンディを抱えて、大切な親友を安心させるように答える。みゆきの柔らかい声に安心したキャンディは、嬉しそうに笑顔を浮かべた。
 キャンディの温もりで少し気持ちが落ち着いたみゆきは、明日からの事を思い、少しだけ頬が緩んだ。
 
(なんだかウルトラハッピーな予感♪)
 
 
   ◇
 
「おはよー! あかねちゃん!!」
 
 登校中、みゆきはいつもの路地であかねを見つけ、いつものように声をかけた。特に待ち合わせている訳でもないのに、自然とお互いに時間を合わせて家を出るようになっていた。
 
 しかし今日はいつものように元気な声が返ってこなかった。
 あかねは、ギギギという音がしそうなぎこちない動きで振り向き、
 
「お、おおおおはよう、…みゆき」
 
 と、あからさまに"私緊張してますオーラ"を出しながら挨拶を返してきた。その様子に、意識しないようにしていた昨日の事が鮮明に思い出され、みゆきはボッと瞬間湯沸かし器のような音を立てて顔を真っ赤にした。結局、お互い気まずい空気のまま、学校へ向かう事となった。
 
 
   ◇
 
「おはよう! あかね、みゆきちゃん」
 
「おはようございます、みゆきさん、あかねさん」
 
「「お、お、…おはよう…」」
 
 学校に着いた二人は、なおとれいかへ挨拶をするが、声がハモってしまった事にお互いにワタワタと挙動不審な動きを始めた。あからさまに様子がおかしい二人に、なおとれいかは首を傾げた。なおが何かを聞こうと口を開いた時、
 
「おはよぅ、みんな! ……みゆきちゃん、あかねちゃん、二人とも様子が変だけど何かあったの?」
 
 やよいが教室に入ってくるなり、なおの代わりに様子のおかしい二人に質問をした。
 
「えっ!? …な、なにが?」
 
「べ、別にいつも通りやろ? ……な?」
 
「う、うんうん、そうだよ! 何もないよ!」
 
 言葉以外で"私達隠し事してます"と言っている二人の様子に、やよいは明らかに不審な顔をした。
 
(ハハ~ン、これはひょっとして)
 
「ふ~ん、ホントかなぁ~…」
 
 何か思い当たる節があるのか、やよいは意地悪そうな顔を浮かべて、二人をジロジロ見ながら、ホントかなぁ~と何度も繰り返した。そのプレッシャーにみゆきは堪らず下を向く。
 
「なんだか二人ともアヤシイなぁ…」
 
 その日はずっと、やよいの執拗な責めに晒され続けた。
 
 
   ◇
 
 一日中続いたやよいの責めを何とか耐えきってようやく放課後を迎えたみゆき達は、いつものように一緒に家路についた。お互いの顔には少し疲労の色が見える。
 
「それにしても、今日は大変だったね~…」
 
「そうやな~、今日はずーっとやよいの質問攻めにあったからなぁ、…みゆき、大丈夫か?」
 
「うん、全然ヘーキ! …あかねちゃんは?」
 
「ウチも全然ヘーキやで!」
 
 そう言ってニッと笑うあかねの姿にみゆきはドキッと胸が高鳴った。みゆきはそれを悟られないように、会話を続けた。

「なおちゃんと、れいかちゃんもやっぱり変に思ったかな?」
 
「うーん、あの二人のことやから大丈夫やろ」
 
「そうだよね、きっと! …それにしても、どうしてやよいちゃんはあんなに疑ってきたんだろ?」
 
 みゆきとしては、普通の質問のつもりだったのだが、あかねは大きなため息をついて立ち止まり、みゆきの方を向いた。その動作につられてみゆきも足を止める。
 
「そりゃ、あんなに不自然やったらオカシイと思うやろ、普通」
 
「まぁ、そうだよねー…」
 
 みゆきは後頭部に手を当てて、思わず苦笑いをした。確かに少し考えればわかることだったと、後になって気づいて恥ずかしくなった。
 
「…なぁ、みゆき?」
 
「なに、あかねちゃん?」
 
 気づけばあかねは真剣な表情でこちらを見ていて、何か気に障ることでも言っちゃった? とみゆきは心の中で冷や汗をかく。
 
「…その、も、もう一回してみーへん? …キ、キ、キスを…」
 
「えええええ!!!!」
 
 あかねの予想外の提案に思いっきり声を出した後、どうしていいか分からなくなったみゆきは、顔を真っ赤にしながら両手の人差し指を合わせてモジモジし始めた。
 
(う~…どうしよう、恥ずかしいよぅ……でも、ちょっとしてみたい…かも…)
 
 みゆきはチラッと視線を上げると、あかねと視線が合って慌ててもう一度下を向く。心臓が長距離走でもしているかの如く動悸している。
 
「…う、うん。…い、いいよ」
 
 しばしの沈黙の後、みゆきは勇気を振り絞って何とかそれだけ口にする。上目遣いであかねの方を見ているみゆきの顔は、耳まで真っ赤になっていたる。瞳は少しだけ潤んでいて、今にも泣き出すのではないかというような表情をしている。
 
(――可愛い奴!!)
 
 みゆきの仕草に、あかねは自分の衝動を堪えきれず、思いっきり肩を掴んでいた。みゆきは驚いてビクッとなったが、あかねの腕を振りほどこうとはせず、身を委ねるように目を閉じる。その仕草に、あかねの心拍は更に速くなった。
 
 まるで世界に二人しかいないのではないかと思うような静寂の中で、あかねは唇を重ねた。
 
 
(おわり)

~~おまけ~~
 
「こら、あかね! はよ次作らんかい!」
 
 その日何度目かの父の怒号に、あかねはハッと我に返る。学校から家までの帰り道で起こった、まるで夢だったのではないかと思ってしまうような出来事を思い出す度に、あかねのお好み焼きを作る手が止まっていた。
 
 みゆきの唇は驚くほど柔らかくて、脳の芯まで蕩けてしまいそうだった。それに、上目遣いにこちらを見る仕草や、潤んだ瞳のみゆきは本当に可愛かった。ずっと一緒にいた親友の今まで見たことない一面を知り、あかねはもっと知りたいという衝動を抑えきれないでいた――。
 
「こら! あかね!!」
 
「うっさい、わかっとるわ! あ~もう!!」
 
 あかねは自分でも上手くコントロールできない感情に、ムシャクシャしながらヘラを握り直した。
 
~~~~~~~

----------------------------------------------------
スポンサーサイト



テーマ : スマイルプリキュア
ジャンル : アニメ・コミック

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

タイヤキ

Author:タイヤキ
サークル「前に詰めて下さい」のページです。
『魔法少女リリカルなのは』と『プリキュア』ネタが多いです。

【メンバ―】
タイヤキ:SS担当
こじょ :表紙・挿絵担当
てんぷら:ドット絵、その他

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスカウンター
カレンダー
04 | 2021/05 | 06
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR