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【夕立とマナりつと】

どうも、SS担当タイヤキです。

リリマジに向けて原稿書いてたら、マナりつになっていた。
何を言ってるか(ry
ということで、初ドキプリを投下です。

そういえば、今日の放送でシャルルがかわいかったですね!
個人的には、アリスが髪を下してお姉さんぽくなってたところが好きです(笑)
アリス様は今回は比較的キリッとした表情してましたね、戦闘シーン。
またアリス様無双回ないかなー…(遠い目)

SSは突然降って沸いた夕立ネタになってます。
マナちゃんのキャラがちょっとアレでしたね、すみません。。。
ではでは、以下からどうぞ(※百合注意)

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【夕立とマナりつと】
 
「ふえぇ~、凄い雨だね、六花」
 
「ホント、天気予報では晴れだっていってたのに……」
 
 突然の夕立に、帰宅途中だったマナと六花は近くのバス停で雨宿り。ここにたどり着くまでに結構雨に打たれたようで、お互いのスカートからはポタポタと水が滴っている。
 六花はバス停に着くとすぐ、カバンをからタオルを取り出す。
 
「ほら、マナ。びしょ濡れじゃない」
 
 そう言うと、六花はマナの前に立って、持っているタオルで頭を拭きはじめた。
 
「ちょっと、拭きにくいから座って」
 
「う、うん。……えへへ、さすが六花様」
 
「はいはい」
 
 マナの言葉を軽く返しながら、六花は再び髪を拭きはじめた。その手つきは優しくて、マナは昔母親に同じようにしてもらった時の事を思い出した。
 あの時はお風呂上りで、私は素っ裸、お母さんはバスタオルを巻いてたっけ、と懐かしみながらマナは六花のなすがままにされる。
 
 ――ちらり。
 不意にバスタオルの隙間から六花の制服のリボンが覗いて、猫のごとく条件反射的にそちらに目を向ける。
 
「――――――――――っ!」
 
 そこに映った衝撃的な光景に、マナは思わず大きく後ずさった。
 六花は、マナの俊敏な動きに驚いて、小さく悲鳴をあげると、怪訝そうな顔をマナに向けた。
 
「ちょっと、マナ! どうしたのよ?」
 
 マナは六花の鋭い質問に、答えることが出来ず、目線をあちこちに泳がせている。六花はマナの様子に増々怪訝な表情を深めつつも、風邪をひいてしまう可能性の方を心配したらしく、
 
「ほら、マナ。早く拭かないと風邪引くわよ」
 
 と、マナの方へ近づいていく。
 
「わ、私はもう大丈夫だから! それより、六花も早く拭かないと!」
 
 六花が近づいてくる事に気づいたマナは、六花の方を見ようともせずに捲し立てた。やっぱり何か様子がおかしい、と疑念を抱いたが、マナのいう事も一理あると思った六花は素直にその言葉に従う事にした。
 
(どのみち、今のままじゃ近寄らせてもらえ無さそうだし……)
 
 六花の視線が自分から外れた事に気づいて、マナはそーっと六花の方に視線だけを動かす。
 六花は水が滴っていた自身の髪の毛を丁寧に拭いていた。マナと違って髪が長いので、先端の方を拭くのは大変そうだ。マナはさらに髪の毛の先端から六花の体の方へ視線を動かしていく。
 
 ……ごくり。
 
 視線の先には、制服のリボンの下に、薄く浮かび上がっている下着のシルエットがあった。透けている下着は淡い水色にレースっぽい模様があしらわれたブラジャーで、マナの視線は釘づけになってしまう。
 
「……?」
 
 六花はマナに見られていることに気づいて、マナの方に視線を向けると、口をぽかんと開けてこちらをじーっと見ている。まるで小さな子供が好きなテレビでも見ているような表情をしている。
 
 マナの見ている先が気になった六花が視線を追うと、そこには薄く透けている自分のブラジャーが――。
 
「きゃーーーーーー!!」
 
 六花は、一気に恥ずかしくなって胸を自分の腕で隠すと、マナに背を向けるようにしてその場にしゃがみこんだ。――顔が真っ赤だ。
 
「マナ! どこ見てんのよ、バカ、エッチ!」
 
 六花はここまで一気に捲し立てると、ハアハアと肩で息をしている。
 雨に濡れた髪、制服が濡れて少し透けて見える肩、恥ずかしさで真っ赤になっている顔、そのどれもがマナの欲情を駆り立てて、マナは余計に目のやり場を失った。
 
「いや、六花……その、これには深い訳が……」
 
「そんなの知らない! どうしてすぐ言ってくれないのよ!?」
 
「いやぁ~、そのぉ~……あはは」
 
 マナが答えに窮してシドロモドロしていると、突然ドオンという破裂音が聞こえた。
 
「闇の鼓動シャル!」
 
「行こう!」
 
 マナの声に呼応するように、六花は立ち上がってマナの後を追いかけた。
 
 
   ◇
 
「ジコチュー!」
 
 ジコチューはバス停の目の鼻の先で暴れていた。しかし、周りに人影はなく、手に持った大型の傘をブンブンと振り回しているだけだ。
 
「プリキュア! ラブリンク!」
 
 二人は変身の呪文を唱えてプリキュアになるとジコチューの前に立ちはだかる。
 
「愛を無くした悲しい傘さん、このキュアハートがあなたのドキドキ、取り戻して見せる!」
 
「出たわね、さぁジコチュー、五人そろう前に倒しちゃいなさーい!」
 
「ジコ……チュー!!」
 
 リーヴァの掛け声に応じるように大きく傘を振りかぶると、真っ直ぐ二人に向けて叩きつけてきた。その攻撃を後ろに飛びのきながら躱す。
 しかし、二人が攻撃に移ることを許さないように、すでにジコチューはもう一度大きく傘を振りかぶっている。
 
「六花様のスケスケ制服もっとみたーい!」
 
「――――え!?」
 
 二撃目も何とか躱したが、ジコチューの発言に驚いて、六花は思わず動きを止めてしまう。
 
「六花様ぁー!」
 
「きゃあぁぁ~……」
 
「キュアダイヤモンド!」
 
 動きが止まった所に横なぎの攻撃を直撃してしまい、六花は大きく後へ吹き飛ばされてしまう。その様子を見て、マナが慌てて六花の元へ駆け寄る。
 
「うう……も、もしかして、さっきの……見てたの?」
 
 上体を腕の力だけで持ち上げながら、六花はジコチューとリーヴァに向かって叫んだ。
 
「ああ、そういえば……ジコチューにした少年、あなたの事を随分熱心に見ていたわね」
 
 それを聞いた六花は、火が出そうな程顔を赤くすると、両腕で抱えるように胸を隠すとジコチューに背を向けた。
 
「うう……やだぁ~……」
 
「キュアダイヤモンド!」
 
 六花の様子を見たマナは、勢いよくジコチューの方に向き直るとビシッと人差し指を突き立てると、
 
「キュアダイヤモンドの胸は、私が護る! ……六花はぜったいに渡さない!」
 
 キッと鋭い眼差しでジコチュー達に叫んだ。
 マナの発言に驚いた六花が見上げると、マナの体からピンク色のオーラが沸き立っているのが見えた。
 
「ラブハートアロー!」
 
 叫び声とともに現れたラブハートアローをしっかりと掴むと、相手を見据えて弓をひく動作をする。
 
「プリキュア、ハートシュート!」
 
 ハートシュートがジコチューに直撃すると、瞳をハートに変えてジコチューは浄化した。
 
「く、覚えてらっしゃい!」
 
 捨て台詞を吐いて、リーヴァは去って行った。そう言えば今日一人だったのか、と今になってグーラが居なかった事に気づく。六花の方を向くと、まだ恥ずかしそうに俯いていた。
 
 
   ◇
 
 いつもならとっくに家に着いている時間になって、ようやく六花の服も乾いて、バス停から出ることが出来るようになった。
 その間ずっとマナは六花に謝り倒していた。
 
「六花様ぁ~……そろそろ機嫌直してよ~」
 
「も~……だから、もういいって言ってるでしょ~」
 
「え~? だってまだ六花の顔赤いじゃん……」
 
「そ、それは……もう知らない!」
 
「あ、六花様ぁ~……」
 
 六花はプイッと顔を背けると、スタスタと先を歩く。マナは、泣きそうな顔でその後を追いかける。
 すっかり日は沈んだ夕闇の中、耳を傾けるとカエルの合唱が聞こえてくる。少し懐かしさを覚える風情の中をフワフワとした気分のまま歩く。
 
「今日はありがとうマナ――――私の王子様」
 
 六花は、マナに聞こえないように小さく呟くと、少しだけ微笑んだ。
 
「ほら、マナ! はやくしないと置いて行くわよ!」
 
 くるりと振り返って、マナを呼ぶ六花の表情は先程とは違い、いつもの”しょうがないわね”という表情にすっかり変わっていた――。
 
 
(おわり)
 
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Author:タイヤキ
サークル「前に詰めて下さい」のページです。
『魔法少女リリカルなのは』と『プリキュア』ネタが多いです。

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こじょ :表紙・挿絵担当
てんぷら:ドット絵、その他

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